

ヨーロッパの
ジャズメン、ヨーロッパのコルトレーンと異名を取るヤンガルバレク、パレダニエルソン、ヨンクリステンセンと組んだ、ヨーロピアンカルテットと呼ばれるバンドのデビュー作になります。アメリカンカルテットとは違った
ジャズを演奏しています。
1. Spiral Dance
2. Blossom
3. 'Long as You Know You're Living Yours
4. Belonging
5. Windup
6. Solstice
ふくよかなる
ジャズといった形容が相応しいと思います。アメリカンカルテットは明らかに厚みが違います。クラシック文化のヨーロッパ、しかも白人による
ジャズなので、アメリカの
ジャズメンとは明らかに感覚は違います。その違う感覚が微妙にフュージュンしていいて面白いバンドです。
新しい感覚なのに、当事者達はあくまでも
ジャズカルテットとして機能しようとしているところが完全にフュージュンしていなくてユニークなのです。ただこれがエレクトリック楽器だったらウェザーリポートのようになっているのかもしれません。ニューエイジジャズとしてECMレーベルらしい作品でもあります。これにてキースジャレットはピアノソロコンサートとアメリカンカルテット、ヨーロピアンカルテットという三本柱を平行して活動していく事になります。
Spiral Dance
スポンサーサイト