

アメリカンカルテットでの作品です。恐らくアルバムShadesと同じ頃のセッションです。内容的にはアルバムDeath and the Flowerほど美しくはありませんが、延長線上になるものだと思います。シリアスで、ネイティヴなパーカッションが入っています。
1. Rotation
2. Everything That Lives Laments
3. Flame
4. Mysteries
カルテットの演奏としては初期の頃のような荒さは無くなっており、バンドグルーヴがしっかりと確立されている演奏になっています。ただこのアルバムではいつものパターンになっているので新鮮みがありません。アルバムShadesの方にいい曲を使いすぎたのではとも思えます。
ただ演奏がしっかりしているので安心して聴けます。その分スリリングさが薄れた感じもします。名作を連発してた頃の作品なので、ちょっと一休み的な存在位置かもしれません。新しさはありませんが、いつものアメリカンカルテットのスタイルを欲しいときには期待にこたえてくれるアルバムではあります。
concert confirms
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