

このアルバムは前作のジャズロック的なスタイルを継続させながらも、ニューオリンズらしい
ファンク、リズム&ブルース調の曲が顔を出すようになっています。ヴードゥーロックとガンボ以降の
音楽が共存しています。
1. Loop Garoo
2. What Goes Around Comes Around
3. Wash, Mama, Wash
4. Chippy, Chippy
5. Mardi Gras Day
6. Angola Anthem
ドクタージョンが本当にやりたかった
音楽はニューオリンズスタイルの
音楽でありますが、時代を反映するようなアシッドな作品でデビューしました。これが予想以上に評判が良かった為に、ナイトトリッパーズとしては続けていました。しかし徐々にニューオリンズスタイルを取り入れる事により、後の活動の地盤固めをしているようにも感じます。
ステージではヴードゥーの儀式を真似た装飾でヤバい感じの雰囲気で人気を博し、ルックスも声もウルフマンジャックに似ている事からもアメリカでは親しまれておりました。ルーズで妙にもったりとしているポリリズム。ニューオリーンズの表も裏も知り尽くしている男だから成し得る作品です。最後のAngola Anthemは17分以上もある大作です。まだまだカルトな雰囲気は保っています。
St. James Infirmary
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