秋場所も千秋楽となりました。13日目まで1敗の白鵬を2敗の琴光喜と安馬が追う展開で盛り上がりましたが、14日目に琴光喜も安馬ともに破れ3敗となり、その日1敗を守った白鵬が優勝を決めました。
主な上位力士の成績白鵬 14勝1敗 優勝
朝青龍 5勝5敗5休
琴光喜 11勝4敗
琴欧洲 8勝7敗
魁皇 9勝6敗
千代大海 9勝6敗
安馬 12勝3敗
豊ノ島 6勝9敗
把瑠都 8勝7敗
朝赤龍 4勝11敗
豪栄道 10勝5敗横綱相撲を取りきった白鵬はこれから大横綱への道を進んでいく事になります。準優勝の安馬は来場所は大関取りに挑む事になります。今場所の集中力があればなれるでしょうが、意識しすぎてしまうと体が動かなくなるので精神面の強化が望まれます。把瑠都はなんとか勝ち越しました。大関の器は最初から持っていますので、攻めの巧妙さを身につける努力が必要でしょう。
今場所から立ち合いをちゃんとするように通達がありましたが、これを逆手に取って立ち合いの駆け引きで何とかしようとした力士が数名いました。琴奨菊は実力はあるのに立ち合いをじらして簡単に勝とうとして簡単に負けました。こういう姑息な手を使う力士はろくな結果には結びつきません。全力士が立ち合いでしっかり手をついて自分有利に持っていく練習が必要だと思います。それが当たり前なのです。若貴時代の二子山部屋は練習の時からそういう練習をしていましたから全盛期でありました。待った無し不退転、背水の陣でしっかりと立って真剣勝負をする。それが本来の相撲道であります。活きるか死ぬかの時に待ったをしていれば命を取られるのだというサムライの志が必要なのです。石井 慧万歳!!
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