今日はK-1オランダ大会がありました。こないだのラスベガス大会に比べて内容のある試合ばかりでした。こないだは対戦カードがまずかった。
まずトーナメントですが、アレクセイ・イグナショフが体調もいいようで、パンチでKOをとりましたが、準決勝でラニ・ベルバーチのローキックがきいたのか、手数が出ず判定負けになりました。富平辰文はメルヴィン・マヌーフのパンチが頬を削りKO負け。ナオホール“アイアン・レッグ”と言う選手がいい感じだったのですが、ビヨン・ブレギーの膝が入りあえなく逆転負け。結局ビヨン・ブレギーの優勝となりました。
セイムシュルトとロイドバンダムの試合は、セイムシュルトがかなりパンチやキックの練習をしてきていたようでしたが、まだまだ膝に頼っているようでした。仕留めるような威力はなく、判定勝ちはしましたが、まだまだ課題が残る結果となりました。
ジェロム・レ・バンナとレミー・ボンヤスキーの試合は密度の濃い内容でしたが、レ・バンナが圧倒的に押しておりましたが、判定でボンヤスキーが勝ちました。明らかに八百長です。ホーム試合の強みでしょうか。ああいう判定を許していてはK-1の未来はありません。
アーネスト・ホーストはボブサップとやる予定でしたが、サップの故障の為ピーターアーツとの試合が組まれました。フォータイムチャンピオンとスリータイムチャンピオンの夢の対決です。お互い老いてはいますが、互角の内容でした。判定でホーストが勝ちましたが、あれはドローで延長が妥当な判定だったと思います。現地の審判団の感覚は我々とは違っているようです。
しかし、今回は楽しめる内容でした。さすが格闘王国オランダです。選手の質も濃いです。次回は韓国大会のようです。
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