

ソフトロック特集の最後に持ってきたのはケストレルです。ソフトロックではなく、明らかに
プログレバンドなのですが、そのポップ感覚からソフトロックとして紹介します。後にデヴィッドボウイのバックバンド、スパイダーフロムマースに参加する事になるデイヴブラックがほとんどの曲を書いています。その為彼が脱退した事によって、このアルバムしか残されていないのだけれど、隠れた名盤として現在も高い評価を受けている作品です。
1. The Acrobat
2. Wind Cloud
3. I Believe in You
4. Last Request
5. In the War
6. Take It Away
7. End of the Affair
8. August Carol
音楽的には完璧に
プログレです。しかし普通の
プログレではなく、第一期ディープパープルに近い
音楽性を持っています。旋律的には分かり易くポップなのですが、サウンドは結構ハードです。デイヴブラック自身も
プログレバンドからの影響が大きく、かなり凝ったサウンドになっています。
このままバンドが存続していたらきっと面白いバンドになっていたに違いありませんが、リーダーシップを発揮していたデイヴがいなくなってバンドは存続出来ず、このアルバム1枚だけが残されているのですが、奇妙なジャケットと共にマニアの間では評判のアルバムとして語り継がれています。ハードロックファンでも聴き応えのあるアルバムだと思います。
Take It Away
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