

ファーストアルバムではダヴを基調としていましたが、このアルバムではファンクやアフロなどのリズムを取り入れながらもレインコーツのようなノーウェイヴな呪文スタイルになっています。パンクのようなスタイルもなくなっています。
1. Earthbeat
2. Or What It Is
3. Face Place
4. Walkabout
5. Difficult Fun
6. Animal Space/Spacier
7. Improperly Dressed
8. Life On Earth
英語の発音をわざと抑揚の無いものにしているので、日本人が歌う英語のような感じなので、より呪文度が増しています。Earthbeatは日本語バージョンもあります。70年はまだパンクの影響が強かったのですが、80年代になるとレインコーツのようなポストパンクのスタイルに移行するほど敏感な感覚を持っていたようです。
しかし、このアルバムがラストアルバムになります。最近はライブ活動はやっているようですが、オリジナルアルバムは出していません。時代のその先の流れに十分な影響をもたらしながら、時代に淘汰されていったバンドでした。ファーストのカットの方があまりにも有名ですが、このセカンドアルバムも捨てがたいものです。
Animal Space
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