K-1 WORLD MAXグランプリ開幕戦です。魔裟斗が今年一杯で引退を宣言したことにより、下克上と化した試合展開が予想されます。MAXは毎年誰が優勝するか分からないし、誰が優勝してもおかしくないくらい選手層が厚いので行方が予想出来ません。
試合結果 エキシビションマッチ 魔裟斗 VS HIROYA 魔裟斗に残された3試合のうちの一つで、後継のHIROYAと最初で最後の試合となりましたが、エキシビションマッチなので1Rのみの試合でした。HIROYAは必死に攻撃していきましたが、魔裟斗はライオンが子供を千尋の谷に突き落とすような全力ではなく、相手を見ながらの余裕の攻撃だったので、物足りなかったです。何を伝えたかったのかは見ている方には何も伝わってきませんでした。余興です。 FINAL16 ○ジョルジオ・ペトロシアン VS ジャバル“チンギスハン”アスケロフ イタリア出身のペトロシアンが攻撃を受けないで攻撃していくという巧い試合運びで、決して弱くないジャバルを圧倒、3Rに膝蹴りでKO勝利しました。 イム・チビン VS 山本優弥○ かなり鍛えてきたイム・チビンペースで試合を運んでいましたが、山本が意表をついてはなったバックブローがヒットしてダウン。そこで調子ずいた山本と回し蹴りなどの飛び技を出し合い、最後は判定で勝ちました。日本人で唯一残った選手になります。 ○アルトゥール・キシェンコ VS アルビアール・リマ リマが最初から攻撃を仕掛けていきましたが、見事返り討ちにあい、フックが決まりダウン。すかさず容赦なく攻め立てるキシェンコにたまらずリマは3ノックダウンで負けました。キシェンコは昨年の決勝戦から、かなりのものを学んできていると思います。 ○ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン VS シャヒッド 終止ホルツケンが多彩な攻撃を決めて、最後は判定で勝ちました。 ○アンディ・サワー VS リーロイ・ケスナー ピーターアーツの弟子のリーロイは若干20歳ながら、常に前に出て行く姿勢を貫きましたが、サワーの畳み掛ける攻撃に何度もダウンを喫しましたが、最後まで持ちこたえました。しかし判定でサワーが勝ちました。 ○アルバート・クラウス VS 長島☆自演乙☆雄一郎 自演乙のパンチは入っていましたが、何か力が入っていない感じで効きません。クラウスの連打で1R早々自演乙は失神KO。世界の力には及びませんでした。 ○ブアカーオ・ポー.プラムック VS アンドレ・ジダ 総合格闘技からきたジダはパンチ力があり、エンジンがかかるのに時間がかかるブアカーオにパンチが何度もヒット、一度ダウンを奪いながらももうろうとするブアカーオに又何度もパンチがヒット、しかしブアカーオは倒れません。2R以降は鬼のような強さに復活したブアカーオのボディー攻撃でジダは心が折れる寸前まで追いやられます。判定はドローで延長では防戦一方になったジダ。判定でブアカーオが勝ちました。しかし、倒す事が出来なかったブアカーオには優勝は難しいと思います。 佐藤嘉洋 VS ドラゴ○ 佐藤のいつものローキック攻めで試合を組み立てますが、ドラゴも応戦、判定はドローで延長に入ると佐藤はスタミナが切れており、キックが全然出ません。パンチは全部よけられドラゴも疲れていましたが、何とか攻撃をヒットさせていたので判定勝ち。延長で死にものぐるいで戦えなかった佐藤は、今後愚痴のようなインタビューは控えていただきたい。