1. Woman in Chains 2. Badman's Song 3. Sowing the Seeds of Love 4. Advice for the Young at Heart 5. Standing On the Corner of the Third World 6. Swords and Knives 7. Year of the Knife 8. Famous Last Words 9. Tears Roll Down 10. Always in the Past 11. Music for Tables 12. Johnny Panic and the Bible of Dreams
Woman in Chainsからソウルフルなジャズフュージュンスタイルの曲になっています。黒人女性ボーカルをフューチャーして、より幅の広い音楽性を展開しています。ドラムはフィルコリンズです。シングルヒットしたSowing the Seeds of Loveはサイケなブリットポップスです。ネオサイケブームの中で一番ヒットした曲ではないでしょうか。70年代はビートルズから独立しようとしていた時代で、80年代になると逆にビートルズっぽくやるのが懐かしくも気持ちよかったり感じられるようになり、これが後のブリットポップへとつながっていく事になります。
Sowing the Seeds of Loveのイメージが強過ぎて、ジャケットからもサイケなイメージを持ったアルバムですが、それ以外の曲はどれもジャズフュージュン的なアレンジになっています。音楽的な質は明らかに上がっており、よりダイナミズムが強調されています。シンセポップからは脱却していますが、ティアーズフォーフィアーズとしてのイメージは崩れておらず、これまでの彼等の音楽性が成長していった結果だと納得出来るものになっています。それだけ彼等の音楽性は最初からレベルの高いものだったのです。
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