マルコシアスバンプ解散後に発表した秋間経夫のソロプロジェクトです。&NEOSというのはtsuneoという名前からきていると思われます。完全に一人のプロジェクトです。
マルコシアスバンプよりも深く、悩ましく、艶かしく、淫美な世界を創り出しております。グラム&サイケなハードロック。ツェッペリンのような雰囲気もあります。名作です。
1. ホワイト・ドロップ
2. トーク・ウィズ・ジ・アナザー・ウェーヴ
3. ザ・サイレント・ワールド
4. ボーイ
5. アンダー・ザ・ムーンライト
6. トゥルーレス・ジョー
7. かえるのうた(ゲット・オン!!ゲット・オン!!)
8. ディア・フレンズ
9. クライム・ギター
10. サウンド・ライフ
このプロジェクトは現在も続いているようです。時代を超えてかっこいい音楽。そういう音楽にだけROCKという称号をつけてやりたい。そう思わせる内容です。
WhiteDropのミディアム名乗りが全体にインフルエンスしていき、TalkWithTheAnotherWaveで見事なソングライティングを魅せつけ、TheSilentWorldでツェッペリンのようなサイケデリックな静と動を繰り広げ、Boyでは美しいソフトロックを披露し、UnderTheMoonlightはビートルズばりの巧妙なサイケデリックポップで名曲です。途中ジミーペイジのようなジャズブルースギターが艶やかです。
TruelessJoe グラマラスで跳ねたファンクロックです。かえるのうたはパンキッシュなぐラムロックです。DearFriendsはアンデス民謡のようなワールドミュージックになっております。CrimeGuitarはブギーなグラムロックです。SoundLifeはボウイのロウのようなアラビア風のメロディーにサイケなフォーキーロックになっており、タブラやシタールも効果的に使われております。
マルコシアスの頃より冴えているのではないかとも言える名盤です。この後何枚かアルバムをだしておりますが、紹介はここまでにします。日本にだってかっこいいロックはあるんだと再認識してみてはいかがでしょうか。こういった音楽が受け入れられて初めてロックは市民権を得たと言えると思います。ほとんど廃盤になっている現状ではまだ得ていないのでしょう。
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