

ギタリストのジョンスコフィールド、ピアニストのケニーカークランドとジョイントする形で差だれたアルバムです。ジャケットに映っている東洋人はドラムのジョージオーツケではないでしょうか。バンドスタイルでの
フュージュンサウンドになっています。
1. His Meaning/Rising/Resolution
2. Inner Peace
3. Guardian Angels
4. Off to Buffalo
5. Eating It Raw
6. Shinkansen
スコフィールド色が強い為か、イージーリスニング的な普通の
フュージュンサウンドになっています。この手のサウンドが好きな人にとっては質の高いアルバムだと思います。しかしヴィトウスの作品としては無難な内容になっています。セッション形式で楽しんで演奏している為か、とてもリラックスした感じがあります。
どちらかと言うとスコフィールドファンにお勧めのアルバムです。ヴィトウスはソロ活動以外でも数多くのセッションをこなしているので、その一つが作品になったという感じでしょうか。ヴィトウスの斬新な求道心を期待しては裏切られる内容です。しかし、逆に言うと、いつも息が詰まるような緊張感で聴くのに飽きた時に、こうした作品は癒しとなるのではないでしょうか。
Impressions
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