

マハヴィシュヌオーケストラの初代キーボーディスト、ヤンハマーです。彼はチェコ出身のピアニストで、ソ連の介入によりアメリカへ移住しています。まずはアメリカへ移住する前にヨーロッパで録音されたヤンハマートリオの作品から紹介していきます。
1. Make Love
2. Waltz for Ivona
3. Braching
4. Domicile's Last Night
5. Maliny Maliny
6. Goat's Song
7. Responsibility
まだアメリカへ移住する前ですから
フュージュンにはなっていません。ビバップ系のオルガン
ジャズ的な内容で、ピアノとオルガンを弾いています。ジョーザヴィヌルやヴィトウスのようにヨーロッパでも
ジャズを演奏する人はいたのですが、白人が黒人のようにプレイするのは生半可な事では出来ません。それでもここにはヤンハマーのよる熱い演奏が記録されています。
まだアメリカの
ジャズを真似しているという感じではありますが、ヨーロッパの空気感による独特の響きはあります。そういう意味では、
フュージュンファンではなく、ビバップファンのちょっと変わった作品を求めている人向けと言えるでしょう。勿論ヤンハマーファンとして、彼の軌跡を知る上では重要な作品とも言えます。
Maliny Maliny
スポンサーサイト