全勝で単独トップの朝青龍は1敗で追う白鵬と千秋楽決戦。白鵬の電光石火の立ち会いに残せなかった朝青龍は土俵際で足が出ていましたが、そのまま白鵬にぶん殴られました。1敗同士となって優勝決定戦では、朝青龍の方が立ち会いを制し、常に攻撃を仕掛けます。一度はこらえた白鵬でしたが、勢いのままに投げ飛ばされ、朝青龍の24回目の優勝となりました。最後まで集中力を切らさなかった朝青龍の執念の優勝です。
上位力士の成績朝青龍 14勝1敗 優勝
白鵬 14勝1敗
琴欧洲 9勝6敗
琴光喜 9勝6敗
日馬富士 9勝6敗
魁皇 8勝7敗
稀勢の里 7勝8敗
琴奨菊 6勝9敗
把瑠都 12勝3敗
安美錦 7勝8敗
鶴竜 11勝4敗今場所は把瑠都が突き押しで前に出る相撲を心がけ、両横綱と鶴竜以外には勝ち続け、12勝3敗の成績でした。小結ですが、三役で三場所連続二桁を上げれば大関に昇進出来ます。後二場所個の相撲を続ければ夢ではないでしょう。元々体には恵まれているので、後は気迫です。それともう少し丁寧な相撲を心がければ横綱にも通用すると思います。もう一人強かったのが鶴竜です。大分自力もつけていますが、それ以上に対戦相手をしっかり研究した取り口が光りました。前半頑張っていた琴欧洲と琴光喜は上位対戦で崩れました。
白鵬vs朝青龍 優勝決定戦
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