

坂本龍一の
音楽紀行はついにアフリカにたどり着きました。9.11以降の世界情勢から、教授は環境問題や戦争に対する解決法として、象のメスの母性こそが平和へのヒントとなるとしたのです。象も兇暴な動物ではありますが、メスの母性には暴力への解決法があるとしたのです。
1. Elephantism Theme
2. Embassy
3. Elephantism 2
4. Elmolo Dance
5. Great Africa
6. Serenity
7. Masai Dance
8. Mpata
9. Elephant Dance
10. Elephantism 9
11. MOSARETU Women
12. Masai Children’s Songs
そんな平和への想いが詰まった映像と本が一緒になったDVDブック、ELEPHANTISMの為の
音楽がこの作品です。アフリカを旅して、原住民の生活から人が本来辿ってきた生活を垣間見る事が出来ます。
音楽も現地の部族の
音楽だったりしています。類の過去から我々の本質を顧み、そしてゾウの知性溢れる生態から我々は何を学びとることができるのであろうかと言う考えはを持ったグループとの関わりから生まれた作品なのです。
80年代に流行ったアフリカ
音楽とは又違った性質を持っています。これは言葉を持たないプロテストソングなのではないでしょうか。未だに世界のどこかで戦争が起こっていると言うのに、自分の生活だけを考えているミュージシャンだらけの中、坂本龍一がとったこうした活動は評価出来るものがあると思います。
音楽は世界を変えられないかもしれないけれども、変える力がある人の心に感じさせる力はあると思います。
THE SHELTERING SKY
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