1. ROCK OVER JAPAN 2. HAPPINESS 3. HURRY UP 4. ANGEL 5. AUTOMATIC MAN GOES 6. PEACE&LOVE 7. DREAMING BABY 8. OWE MY OWN 9. SAY!NO!!
タイトル曲のROCK OVER JAPANは第一期A.R.B.の勢いを取り戻したような構成になっています。そして控えめなシンセの効果が新しいA.R.B.なのだと分からせてくれます。HAPPINESSはシングルカットされた曲で、良い曲です。HURRY UPも初期の頃の勢いを持った曲です。ANGELは全く新しいタイプの曲で、80年代らしいシンセの刻みに生のストリングスを導入しています。
AUTOMATIC MAN GOESは80年代ポップなサビになっていますが、全体的には初期の頃のロックンロールになっています。白浜久のギターもA.R.B.スタイルに合わせて前作のようなエフェクティヴなな音色は控えめになっています。それでいてきちんとアレンジされた考え抜かれた構成になっています。まだまだ叫び続ける狂えない夜を崩していくバンドであり続けている事を主張するようなアルバムです。ライブ向きな曲が多く、全盛期を蘇らせるような納得できるような内容です。