1. ALL THE WAY TO THE BORDERLINE 2. TIME WAS HERE 3. VOICE IN PAIN 4. GIANTS ARE DYING
各メンバーそれぞれ単独で作曲しており、ALL THE WAY TO THE BORDERLINEは青柳拓次の作曲で、ポップなリズム&ブルース色のある曲になっています。TIME WAS HEREは栗原務の作曲で、シャーディーのようなスムーズジャズ、アシッドジャズになっています。VOICE IN PAINは鈴木正人の作曲で、少しフォーキーな感じの曲です。
最後のタイトル曲GIANTS ARE DYINGは青柳拓次の作曲で、インストになっていますが、途中ジャズの歴史を語るナレーションが入ります。この曲はジャズ色が強いですが、ラテンなアドリブ展開や、現代音楽のような和音も使っています。アドリブ展開も余裕でこなすようになった自分達の演奏力を惜しみなく披露しています。曲も良い曲を創っており、初期のリトルクリーチャーズのジャズ指向の総決算的名盤と言っていいでしょう。