完全にメロウなAOR
フュージュン になっている作品です。マイルスのクールジャズの名曲Milestonesもソフト
フュージュン にアレンジしてカバーしています。病気から復帰したマイルスもちゃんとした曲を演奏するようになって、ジャズ界はソフト
フュージュン の時代になっていますので、流行の音ではあるのですが、昔からのファンにとっては物足りない作品かもしれません。
1. Milestones
2. Love Fantasy
3. Your Eyes Are Beautiful
4. Hello, I Must Be Going
5. Baby Let Me Do It
6. Get Down With The Funk
7. Give It Up
8. Shake It Baby
耳障りのいい
音楽 であり、こうした
音楽 が金になるのですから、昔のようにアドリブに燃えるようなジャズは少なくなっていきます。その反面、マルサリスのような先祖帰りなモダンジャズの復興もあるのですが、ムゾーンの場合はモダンジャズよりも、ポップスとしての
音楽 創りが好きなようです。
あくまでも曲重視なので、ドラムが出しゃばる事もありません。彼にとっては総合的な
音楽 創りの方が重要であり、そのパートの一つとしてドラムを叩いています。ドラム以外にもシンセなどもプレイしますので、ドラマーという事は他のミュージシャンに呼ばれた時の職業になっています。ソフトすぎる感じもしますので、もう少しメリハリがあった方がカッコいいと思います。
Alphonse Mouzon drums solo
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