THE WHOが解散した事により、本格的にソロ活動を始めた作品です。80年代なサウンドになっています。ジャケットも、まるでブームタウンラッツになっています。Chris SpeddingやMick Gallagher などが参加しています。80年代といっても、演奏者は70年代からの付き合いがあるだけに、骨太なサウンドは失われていません。
1. Walking In My Sleep 2. Parting Should Be Painless 3. Is There Anybody Out There? 4. Would A Stranger Do? 5. Going Strong 6. Looking For You 7. Somebody Told Me 8. One Day 9. How Does The Cold Wind Cry 10.Don't Wait On The Stairs
Bryan Ferry作のGoing StrongやユーリズミックスのAnnie Lennox, Dave Stewartが書いたSomebody Told Meなど、これまでには無かったスタイルを創りだそうとしています。その為か、前作は売れたのですが、このアルバムは思わしくありませんでした。キースムーンがいなくなったザフーにはみんながっかりきていて、ソロアルバムでも、こんな感じでは相手にされません。ピートタウンゼントは何とかいい作品を創れましたが、ロジャーにはファンが求めているものは分からなかったようです。