前作から2年のインターバルで出されたアルバムで、新曲3曲、過去の曲のアンプラグドヴァージョン4曲やリミックスで構成された作品です。昔のヒット曲にすがっているというよりは、アンプラグドでの出来が良かったから、それで作品に下という内容です。曲がいいだけに、アレンジが変わっても、新しい発見をもたらすような曲ばかりで、結構癒されるような内容になっています。
1. Lowdown (Unplugged)
2. Some Things Happen
3. Just Go
4. Love T.K.O.
5. Fade Into Light
6. Harbor Lights
7. Lost It
8. Time
9. Sierra
10. We’re All Alone
11. Simone
12. I’ll Be The One
A.O.R.系の曲をアコースティックバージョンにすると、ボサノヴァ調になってしまいがちです。ここでもその雰囲気は有りますが、ボサノヴァというよりはライト
フュージュン の都会的なアレンジになっています。ファンにはお馴染みの曲ですが、雰囲気が変わる事によってボズスキャッグスの歌声に酔いしれる事になります。バラードでの歌声が絶品なボズですから、シンガーとしてのボズの魅力が詰まっています。
アンプラグドという事ですが、アコースティックだけとはちょっとニュアンスが違います。エレピは電気楽器ですが、プラグではつながずにマイク録りしているのでOKみたいになっています。しかし、アンプラグドでは大体がビートは強調しないパターンが多いです。どうしてか、みんなバラード調になっています。新曲も同じような雰囲気をもっているので、統一感を持って聴けます。しみじみと陶酔出来る作品です。
Lowdown (Unplugged)
VIDEO Just Go
VIDEO Fade Into Light
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