タイトルはビバップに引っ掛けたもので、ビバップから継承した
音楽 としての現在の
音楽 となっているというような意味合いが有ると言うような捉え方が出来ます。内容的には、やはり自分は
ラテン 色を前面に出さないと売れないという反省から、
ラテン 色が強くなっていますが、これまでのように歌もののポップな感じは失っていません。ですからたいした変化も無いのですが、そこそこは売れています。
1. Changes
2. E para re
3. Primera invasion
4. Searchin'
5. Over and over
6. Winning
7. Tales of Kilimanjaro
8. Sensitive kind
9. American gypsy
10. I love you too much
11. Brightest star
12. Hannibal
テクノニューウェイヴの時代ではありますが。同時にネオヘヴィメタの時代でもあり、結構ヘヴィーなサウンドも目立ちます。ただ、81年という軽さを反映した時代の音も目立ちます。当時はこれでも良かったと思いますし、こういったサウンドが好きな人も多いと思います。ギターインストの
ラテン 色の強い曲も復活していて、何とか人気を取り戻そうとしていますが、ニューウェイヴの時代に、時代を逆行しても駄目な訳で、この時代はベテラン勢が、苦闘しながらあれこれと迷っているような作品が多いのですが、このアルバムもそんな作品です。
アメリカンロック、ヘヴィメタ、
ラテン ロック、
フュージュン とごった煮のような作品です。シングルカットされたWinningのような80年代ポップな曲も有り、どんだけ迷ってんねん。と思ってしまいます。昔のサンタナのイメージだけでは生き残れない複雑な時代だったのです。ハムバッキングのサウンドがトレードマークだったのに、シングルコイルのピックアップも使ったサウンドが、いかにも80年代しています。この時代のサンタナは別物と思って聴いた方がいいです。
音楽 的にはしっかり創られた優れた作品だとは思います。
Changes
VIDEO E para re
VIDEO Primera Invasion/Searchin'
VIDEO