1. Veracruz 2. She Can't Let Go 3. Once It's Gotcha 4. Love Is You 5. Songs Of Freedom 6. Deeper, Dig Deeper 7. Praise 8. Mandela 9. Before We Go 10. Victim Of Circumstance
ジャケットはなんかジャマイカっぽい感じですが、She Can't Let Goではレゲエなリズムになっています。この頃は結構レゲエのリズムとラテンのリズムを混ぜ合わせたような事もやっていました。とにかく流行ものには手を出すと言う無節操な時期で、トレードマークのラテンサウンドも、当時流行っていたワールドミュージックとして取り入れていますので、当時の流行の音は全てはいっているような内容です。
Buddy Milesは歌のみの参加で、ブラコンとの融合を試みています。単なるブラコンだとロックファンは聴かないかもしれませんが、サンタナのギターがカウンターで入ってくるので、馴染めると思います。Love Is Youでの哀愁ギターインストものは、曲自体は特にたいした事はありませんが、メロウなブラコンバラードになっています。新鮮さは有りますが、驚くような新しさは有りません。全て予定調和で、想定範囲内のサウンドです。ですから力を抜いてリラックスして楽しめばいいのではないでしょうか。