1. LOOK WHAT YOU'VE DONE 2. SHOCKED 3. SWEET LITTLE WOMAN 4. SEVEN DAYS 5. MARIE 6. RUBY LEE 7. MANY RIVERS TO CROSS 8. SO GOOD, SO RIGHT 9. TALKING BACK TO THE NIGHT 10. JUST LIKE ALWAYS 11. SWEET LITTLE WOMAN - 12" Mix 12. LOOK WHAT YOU'VE DONE - 12" Mix 13. RIGHT IN THE MIDDLE (OF FALLING IN LOVE) 14. INNER CITY BLUES
Bob DylanのSeven DaysやRandy NewmanのMarie、Jimmy WebbのJust Like Alwaysなど、いつものソングライターの曲を選曲していますが、珍しいのが、元フリーのベーシストAndy Fraserの曲Sweet Little Womanを取り上げています。フリーもソウル系のポールロジャーsの歌が売りだったのですが、Andy Fraserは更にポップな要素の曲を書きます。この辺の嗅覚、センスはさすがです。
Jimmy Cliff飲の名曲Many Rivers to Crossをカバーしていますが、Jimmy Cliff自身も歌で参加しています。他にも80年代にのし上がってきたソウルシンガーRobert Palmerも参加しています。ドラムはSly Dunbarですので、ずしりと重くて、更に跳ねる感じがあります。80年代の良質な部分を集約した作品とも言えます。それまではソウルミュージックと言うと、趣味的な範囲であり、主流にはなりにくかったのですが、ディスコ以降の踊れる音楽と、おしゃれな感じがバブルの時代にはもてはやされるようになっていきます。それらに適応しながらも渋さは忘れていない素晴らしい名盤です。ジョーコッカーの作品に駄作はありません。