1. Mexico 2. Music 3. How Sweet It Is (To Be Loved By You) 4. Wandering 5. Gorilla 6. You Make It Easy 7. I Was A Fool To Care 8. Lighthouse 9. Angry Blues 10. Love Songs 11. Sarah Maria
How Sweet It Isシングルヒットして都会的になったジェイムステイラーが世界的に認識されるようになります。ジェイムステイラーの作風が変わったという事は、一つの時代が終わって、一つの時代が始まった事を知らせるものでした。Mexicoはサンタナのようなラテンロックになっています。アメリカではニューソウルからディスコに移行するような時代ですが、ジェイムステイラーはいい感じでニューソウルを吸収して自分の音楽にしています。
ニューソウルは彼にアダルトで、これまで以上のジェントリーな歌心を与えています。これまでの穏やかだった歌から説得力を持つようになっているのです。I Was A Fool To CareなどはA.O.R.していますし、この後もてはやされるA.O..Rの先駆者として素晴らしい作品に仕上げています。気負わず、程よいテンポを持った素晴らしい名盤です。