80年代に入った前作からGeffenレーベルへ移ったジョニミッチェルは、このアルバムから完全に80年代サウンドをものにしながら、独自の世界観も発展させていきます。テクノ、ニューウェイヴといった時代のテクノロジーを駆使する為に協同プロデュースに時の人Thomas Dolbyを起用して、サンプリングやデジタルシンセによる緻密なアレンジをものにしています。
1. Good Friends
2. Fiction
3. The Three Great Stimulants
4. Tax Free
5. Smokin (Empty, Try Another)
6. Dog Eat Dog
7. Shiny Toys
8. Ethiopia
9. Impossible Dreamer
10. Lucky Girl
80年代サウンドの代表格であるMichael McDonaldなどのも参加させて、MTVにも積極的にPVを送り届け、80年代はポップフィールドでもヒットを飛ばしていきます。当時最先端のサウンドを生み出していたThomas Dolbyの参加は大きな話題となり、セールス的にも大成功を収めます。今聴くと、いかにもな俗っぽい音を利用しながらも、深い世界観を生み出していると思います。音的にはいかにも当時の音であり、古くさい感じはしますが、そんな俗っぽい事も軽く操るジョニの歌にただ圧倒されるのみです。
Don HenleyやJames Taylorもバッキングボーカルで参加していますが、彼女自身による多重録音されているコーラスワークが見事です。昔から彼女がやっているワールドミュージック的な要素も、この時には時代の音であり、時代がやっと彼女に追いついた時代の作品なので、当時の時代のサウンドを代表する作品にもなっています。ヒットチャートにも適応しながらも尚、実験的な挑戦の姿勢は崩していません。70年代の作品比べると弱いかもしれませんが、このアルバムも時代を代表する名盤です。
Good Friends
VIDEO Fiction
VIDEO The Three Great Stimulants
VIDEO
Tax Free
VIDEO Smokin (Empty, Try Another)
VIDEO Dog Eat Dog
VIDEO Shiny Toys
VIDEO Ethiopia
VIDEO Impossible Dreamer
VIDEO Lucky Girl
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