ニコはドイツ出身の女優で、歌もたまに歌っていたようですが売れてはいませんでした。女優としてもフェリーニ作品にちょい役で出る程度でした。しかし、友人となっていたボブディランの紹介でアンディーウォーホールに出会ってから、アメリカでも活動するようになり、無理矢理Velvet Underground のファーストアルバムに押し込まれて世界的に名が知られるようになります。
1. The Fairest Of The Seasons
2. These Days
3. Little Sister
4. Winter Song
5. It Was A Pleasure Then
6. Chelsea Girls
7. I'll Keep It With Mine
8. Somewhere There's A Feather
9. Wrap Your Troubles In Dreams
10. Eulogy To Lenny Bruce
Velvet Undergroundへの参加により歌手として認識された彼女は、いくつかのアルバムを残しています。このファーストアルバムとなったチェルシーガールはタイトルのキュートさといい、Velvet Undergroundのファーストアルバムと共にj痔愛を象徴する作品として親しまれてきました。Velvet Undergroundではアンニュイな感じでしたが、このアルバムでは歌手として目覚めたのか、しっかりと歌っています。
フォーク 調の曲にオーケストラによるアレンジで、ドラムレスなので、癒し系でもあります。
後の80年代以降のフランス系女性シンガーの先駆けとなるような雰囲気を持っており、ロック調ではない女性シンガーの手本となっています。作曲陣も当時の新進気鋭のソングライターJackson Browneが曲を提供しており、ギター演奏でも参加しています。Velvet Undergroundもバックアップして、曲の提供と演奏で参加しています。John Cale によるサイケで前衛的な曲もこなしています。Tim Hardinの曲も取り入れています。Velvet Undergroundのファーストアルバムよりも更に積極的にミュージシャンしているので、完成度も高いです。Velvet Undergroundファンも満足出来る歴史的名盤です。
The Fairest Of The Seasons
VIDEO These Days
VIDEO Little Sister
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Winter Song
VIDEO It Was A Pleasure Then
VIDEO Chelsea Girls
VIDEO I'll Keep It With Mine
VIDEO Somewhere There's A Feather
VIDEO Wrap Your Troubles In Dreams
VIDEO Eulogy To Lenny Bruce
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