ビリージョエルの大ブレイク作品です。このアルバムで世界的に名を挙げる事になります。日本では最初のシングル曲The Strangerだけで大ヒットしました。その後もJust the Way You Are、Movin' Out、Only the Good Die Young、She's Always a Woman To Meと立て続けにシングルカットされて、全てヒットしています。プロデュースはPhil Ramoneで、ライトフュージュンとポップスを混ぜたA.O.R.作品としてのスタイルを極めた内容になっています。
1. Movin' Out (Anthony's Song) 2. The Stranger 3. Just The Way You Are 4. Scenes From An Italian Restaurant 5. Vienna 6. Only The Good Die Young 7. She's Always A Woman 8. Get It Right The First Time 9. Everybody Has A Dream
The Strangerでのジャズバラード風のイントロに口笛から、ツィンリードによるギターイントロと印象的な内容でしたが、当時の私はハードロック、プログレばかり聴いていたので、たいしてテクニックもいらないギターフレーズなどで大ヒットなった為に、アンチビリージョエルな姿勢でした。しかし、Just The Way You Areの曲の良さは認めざるおえませんでした。一時アンチだったのですが、自分で曲を創るようになってからは、参考になる部分が多かったのでアンチは辞めました。特にJust The Way You Areは、これぞA.O.R.の名曲といえるもので、エアサプライよりもビリージョエルからA.O.Rの到来を感じていたと思います。