ビリージョエルが昔から親しんできたアメリカンポップス、R&B、モータウン、ドゥワップなどのオールディーズなどを、ヒット曲を創れるこの時のビリージョエルが経緯を込めて創り上げた作品です。自分が純粋だった頃に聴いた
音楽 は一生の宝であり、流行を気にする事無く、愛する
音楽 を見事に再構築したアルバムです。前作がシリアスだっただけに、ハッピーな気分にさせられる内容です。王道に乗っ取った作曲でありながら、見事にビリージョエルカラーに仕上げている技は素晴らしいものです。
1. Easy money
2. Innocent man
3. Longest time
4. This night
5. Tell her about it
6. Uptown girl
7. Careless talk
8. Christie Lee
9. Leave a tender moment alone
10. Keeping the faith
Easy moneyはリズム&
ブルース な曲でオーティスレディングしまくっています。Longest timeはアカペラによるドゥワップ曲で、アカペラだけの曲ですがシングルヒットした名曲です。この時期にこれほどの曲を創れるのは凄い事です。This nightもドゥワップですが、途中ベートーベンのPathetique Sonataが導入されています。Uptown girlもシングルヒットした曲でモータウン系になっています。、アメリカンポップを創るセンスはぴか一ですね。こうしたアメリカンポップスに特化したアルバムを創っても違和感が無いのは、これまでの作品の中にもその要素が隠されていたからでしょう。
参加ミュージシャンも昔のようにスタッフのメンバーにMichael BreckerやDavid Sanbornなどの
フュージュン 系のミュージシャンが参加していながらのポップスというところが興味深いです。このアルバムからも多くのシングルヒットが生まれていますが、全盛期としてはここまでになります。時期的にマイケルジャクソンのスリラーとダブっている為に1位になれなかったという悲運もあります。しかし間違いなく80年代を代表する名盤であります。
Easy money
VIDEO Innocent man
VIDEO Longest time
VIDEO
This night
VIDEO Tell her about it
VIDEO Uptown girl
VIDEO Careless talk
VIDEO Christie Lee
VIDEO Leave a tender moment alone
VIDEO Keeping the Faith
VIDEO
スポンサーサイト