Dave Grusinとリーリトナーは切っても切れない間柄で、Dream Bandなるプロジェクトをやっていた延長線上の作品になります。名義的にはリーリトナーの作品になっていますが、ほとんどDream Bandとのコラボレート作品と言っていいでしょう。歌ものにハマっていた時期を通り越して、久々に各楽器がぶつかりあうようなインタープレイを楽しませんてくれる作品になっています。
1. The Rit Variations 2. Starbright 3. On The Line 4. Tush 5. California Roll 6. Heavenly Bodies 7. Pedestrian 8. Dolphin Dreams
どんなに歌もので売れても、ファンは彼のギタープレイが楽しみたい訳ですから、それは彼自身も感じていた事でしょう。そんな想いを満足させてくれる内容になっています。A.O.R.な陽気な曲もありますが、The Rit Variationsのような緊張感のある曲は久々です。リトナーのギタープレイも久々に繊細さを取り戻したように感じます。Dolphin DreamsはCaptain Fingersでやっていた曲ですが、リメイクしています。