81年の作品で、イタリア画家、ウルデリコという人の絵本の12枚の絵に曲を創った作品で、ストーリー性があるコンセプトアルバムになっています。オーケストレーションを使って、まるで映画
音楽 のような感じもあります。基本的にはいつものラテンフュージョンサウンドなのですが、いつものような、ただ陽気なだけの
音楽 では無くなっています。ジャケットからも分かるように、絵から受けたインスピレーションは、新しい高中正義の可能性を生み出しています。
1. PROLOGUE
2. ONCE UPON A SONG
3. SEVEN GOBLINS
4. THE SUNSET VALLEY
5. THE MOON ROSE
6. SOON
7. MAGICAL NIGHT LIGHT
8. RAINBOW PARADISE
9. THUNDER STORM
10. RISING ARCH
11. JUST CHUCKLE
12. RAINBOW WAS REBORN
13. PLUMED BIRD
14. YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
ファーストアルバムではギターによるトーキングモジュレーターを津あkっていましたが、このアルバムではシンセによるヴォコーダーを使っています。これも時代の流れを感じさせます。あくまでもラテンのリズムにこだわるのは、イタリア人画家の中にもラテンの血を感じたからなのでしょうか。いつもの海のイメージではないので、情緒的なところが新鮮です。途中の英語によるナレーションは無くても良かったと思います。言葉によってイメージが固まってしまうからです。
音楽 だけでヴィジョンを表現するなら、バンド編成は無視したアレンジにした方が深みがでたと思いますが、バンドスタイルにこだわった事で、これまでのファンにもしっかりアピールしようとしている嫌らしさもあります。前から楽園パラダイスサウンドではありましたので、テーマ的にはいいのですが、絵の感じとは違うような曲もあります。それでもコンセプトアルバムに仕上げた事で、これまでの軽い感じではなくなっているので、名盤としての貫禄がある作品です。
Prologue
VIDEO Once Upon a Song
VIDEO THE MOON ROSE
VIDEO
SOON
VIDEO Magical Night Light/Rainbow Paradise
VIDEO THUNDER STORM
VIDEO RISING ARCH
VIDEO JUST CHUCKLE
VIDEO RAINBOW WAS REBORN
VIDEO PLUMED BIRD
VIDEO YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
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