71年の作品で、初めてイギリスでもアメリカでもNo.1を獲得したヒット作品となりました。フェイセスも地道なライブ活動の末に栄光を獲得しましたが、ソロでもついにスーパースターの地位を獲得した作品となります。一番の要因は彼の最初のビッグヒットMaggie Mayが収録されているからです。このトラッドフォークロックな曲が英国の国民性に大きく訴えて大ヒットとなりました。フェイセスの人気も、この曲につられたところがあります。
1. Every Picture Tells A Story
2. Seems Like A Long Time
3. That's All Right
4. Tomorrow Is A Long Time
5. Maggie May
6. Mandolin Wind
7. (I Know) I'm Losing You
8. (Find A) Reason To Believe
内容的には前作と同じなので、両方とも名盤なのですが、このアルバムがヒットした事により前作も売れるようになります。まさにビッグヒットアルバムなのです。ジャケットにもあるように、マイクスタンドを抱えて歌う、ロックボーカリストの当たり前になっているライブパフォーマンスもロッドスチュアートが元祖となります。ハードロックではロバートプラントがそのスタイルを確立させましたが、ロックボーカリストとしてのイメージはミックジャガーと共にロッドスチュアートが植え付けた事になります。
そのスタイルが
音楽 的に完成されているのがこのアルバムと言えます。バックメンバーにはフェイセスのメンバーが揃っている事もあって、タイトル曲のEvery Picture Tells a StoryやI'm Losing Youなどは、フェイセスのライブでも定番となるくらいバンドとしてのレパートリーになっています。カバー曲も多いですが、それはシンガーとしてのロッドの力量を証明する為の曲であり、そのアレンジ、歌い方に至るまで、独特な世界観を創りだしています。Amazing Graceを歌うロックシンガーなんて、当時はロッドしかいなかったのです。女性バックコーラスをつけて、ゴスペル調のソウルフルな曲が多くなり、更に自身の
音楽 性を確立させた名盤です。
Every Picture Tells A Story
VIDEO Seems Like A Long Time
VIDEO Tomorrow Is A Long Time
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Maggie May
VIDEO Mandolin Wind
VIDEO (I Know) I'm Losing You
VIDEO (Find A) Reason To Believe
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