83年の作品で、Carmine Appiceがいなくなった変わりに80年代ならではゲートリバーブドラムサウンドになっています。これにより普通のドラマーでもCarmine Appiceやジョンボーナムのようなヘヴィーなドラムサウンドをお手軽に出せるようになりました。それは踊る為の
音楽 を創るにはもってこいの音でもありました。
1. Dancin' Alone
2. Baby Jane
3. Move Me
4. Body Wishes
5. Sweet Surrender
6. What Am I Gonna Do (I'm So In Love With You)
7. Ghetto Blaster
8. Ready Now
9. Strangers Again
10. Satisfied
作曲でも活躍しているギタリストのJim Creganは残っていますが、バックメンバーは様変わりしています。80年代を見据えながらも売れる曲を創っているのでヒットはしていますが、昔に比べると売り替えは更に落ち込んできます。何とかMTVも利用して、それなりにヒットする程度であり、完全に時代の主役からは引き落とされています。それでもそこそこは売れているので、作品もコンスタントに出し続けます。
作品を出さなければ、完全に忘れ去られるほど時代の流れは激しく、80年代は昔のビッグネームに取っては生き残る為にもがかなければならないほど過酷でした。商業ロックの権化のようなロッドも、売れなければ商品価値がありません。ですからサウンド的にも相当工夫がなされています。歌はいかようにもこなせるだけ巧いので、後はいい曲を書くしか無いのです。しかしいい曲を書いても時代に合っていなければ無視されてしまいます。それほど過酷な時代だったのです。
Dancin' Alone
VIDEO Baby Jane
VIDEO Body Wishes
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