今場所は最終的には白鵬の20回目の優勝で幕を閉じました。琴奨菊は精神的にも、身体的にも充実していて優勝に絡む内容で12勝をあげて、大関を確実なものとしました。佐渡ヶ嶽部屋の大関が減っていただけに、部屋としても嬉しい出来事となりました。鶴竜は後半巻き返してきましたが、結局二桁には届かなかったので、大関取りは1からやり直しとなりました。綱取りの日馬富士は勝ち越しが出来ただけで、ふがいない内容となりました。
上位力士の成績白鵬 13勝2敗 優勝
日馬富士 8勝7敗
把瑠都 10勝5敗
琴欧洲 1勝6敗8休
琴奨菊 12勝3敗
稀勢の里 12勝3敗
鶴竜 9勝6敗
豊ノ島 8勝7敗
阿覧 5勝10敗稀勢の里は押っつけが強烈で、実力がついてきて12勝をあげたので、来場所は大関取りの場所となります。豊真将は下がらない相撲に徹した結果、前頭で10勝をあげましたので、来場所は初の三役となります。豪栄道が久々に気迫のある相撲をとって二桁勝ちました。成長著しいのが臥牙丸で、体を活かした相撲を取れば強くなる力士ではありましたが、体が重い分、左右に揺さぶれると倒れ易いというのが弱点でしたが、今場所は稽古十分で、揺さぶられても常に相手を前に持ってくる足運びで11勝あげました。この調子で行けば上位も狙う事が出来る体格を持っていますので期待出来ると思います。
把瑠都 vs 琴奨菊
白鵬 vs 日馬富士
稀勢の里 vs 豪栄道
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