70年発表のセカンドアルバムです。テイストのオリジナルアルバムはこのアルバムまでなので、短命なバンドでした。それでも現在まで伝説として語り継がれてきたのは、このバンドが発するエネルギーの凄まじさは、このバンドの作品でしか味わえないからです。この後のロリーのソロ作品も素晴らしいのですが、洗練されてくるので、この荒削りながらも、多彩な事に挑戦する姿勢は伝説となるにふさわしい内容になっています。
1. What's Going On
2. Railway And Gun
3. It's Happened Before, It'll Happen Again
4. If The Day Was Any Longer
5. Morning Sun
6. Eat My Words
7. On The Boards
8. If I Don't Sing I'll Cry
9. See Here
10. I'll Remember
ロリーギャラガーはギター以外にもサックスやハーモニカを吹いて、その多彩さを表現しています。このアルバムを引っさげてワイト島フェスティバルにも参加してジミヘンなどにも対抗してみせました。その演奏の素晴らしさは5回ものアンコールがかかった事でも証明されています。ロリーはストラトを弾いていますが、トレモロは使う事は無く、アタッチメントもあまり使わないので、ギタープレイのみでの勝負でした。その中で多彩な表現を繰り広げています。
その為か、派手さという点では他のギタリストに負けているかもしれません。それでも何とかビッグになりたいという気持ちがこもったセカンドアルバムになっています。ギターソロのフレージングもジミーペイジからいただいているもの結構あります。ブルースを基本としていますが、ロリーギャラガーの特色としてはシャッフルビートという特徴があり、これはこの後のソロ活動でも顕著となります。ジャズ風のIt's happened before, it'll happen againでもシャッフルが決め手です。ジャズとハードロックという点では第一期ディープパープルを連想させます。残念ながら、バンドとしてはここで解散となりますが、ロリーギャラガーの栄光はこの後のソロ活動から華開いていきます。
What's Going On
VIDEO Railway And Gun
VIDEO It's Happened Before, It'll Happen Again
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If The Day Was Any Longer
VIDEO Morning Sun
VIDEO Eat My Words
VIDEO On The Boards
VIDEO If I don't sing I'll cry
VIDEO See Here
VIDEO I'll Remember
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