1. Lights 2. Feeling That Way 3. Anytime 4. La Do Da 5. Patiently 6. Wheel In The Sky 7. Somethin' To Hide 8. Winds Of March 9. Can Do 10. Opened The Door
Steve Perryの歌は、既に売れていたアメリカンプログレの先輩達、スティックスやカンサスのように伸び夜間は伊トーンを歌えるもので、彼らの方向性がこれで定まり始めます。歌の巧いSteve Perryが入った事で、ポップな曲もヒットするようになります。歌を彼に任せる事で演奏に専念出来るようになったメンバーは、これまで以上にプログレッシヴな演奏をするようになります。これ以前をプログレッシヴな時代だと思っているファンも多いですが、実は、ここからがアメリカンプログレバンドとしてのサウンドを確立していく事になります。
Gregg Rolieもまだ歌いますが、Steve Perryの声域で作曲出来るようになったので、今まで書けなかったような曲調も作曲出来るようになります。スティクスやカンサスがアメリカンプログレとして売れていいたことを手本として、これまで定まっていなかった音楽的な方向性も定まり始めます。プロデューサーはRoy Thomas Bakerであり、ここから本気で売れていこうとする姿勢が見えます。実際、これまで以上の売り上げを記録した事で、その方向性は明確なものとなっていきます。ポップな曲が多いですが、ポップでシングルヒットさせる事が出来る事がアメリカンプログレの特徴でもあります。その条件を満たし始めました。