81年のアルバムで、ついに全米ナンバーワンを獲得した一番売れたアルバムです。これまでバンドの中心人物だったGregg Rolieに代わって、ハードロックバンド、ベイビーズにいたJonathan Cainが加わった事によって、よりドラマティックに、ポップになりました。全曲Jonathan Cain, Steve Perry, Neal Schonの三人体制で創られています。オープニングがバラードという、出だしで、バラードによるシングルヒットが多数あります。
1. Don't Stop Believin' 2. Stone In Love 3. Who's Crying Now 4. Keep On Runnin' 5. Still They Ride 6. Escape 7. Lay It Down 8. Dead Or Alive 9. "Mother, Father" 10. Open Arms 11. La Raza Del Sol 12. Don't Stop Believin' 13. Who's Crying Now 14. Open Arms
いかにも80年代らしいアレンジですが、バラード曲、Don't Stop Believin'、Who's Crying Now、Open Armsはどれも素晴らしい名曲です。あまりにもバラードばかりなので、当時のジャーニーは好きではありませんでしたが、曲が良いのは認めます。ハードな曲でもStone in Love、Still They Rideがシングルカットされています。このアルバムから5曲もシングルヒットが出ているので、アルバムも当然、これまで以上に売れているのです。これまでのGregg Rolieもポップな曲を作っていましたが、それ以上に分かり易い作風になっている事が成功の鍵だったと思います。