86年の作品で、プロデュースはSteve Perryです。曲はJonathan Cain, Steve Perry, Neal Schonの三頭体制で創られていはいますが、完全にジャーニーはSteve Perryに乗っ取られた形になっています。そのため三人以外のメンバーは参加している曲もありますが、脱退して別のミュージシャンが参加していたりしています。前作までの成功から一気にバンドの危機にたたされていますが、それなのに売れる作品を創っているのは恐ろしい事です。
1. Girl Can't Help It 2. Positive Touch 3. Suzanne 4. Be Good To Yourself 5. Once You Love Somebody 6. Happy To Give 7. Raised On Radio 8. I'll Be Alright Without You 9. It Could Have Been You 10. The Eyes Of A Woman 11. Why Can't This Night Go On Forever
Steve Perryがバンドを私物化し始めた事もあり、このアルバムを最後にバンドは一旦解散となります。Steve Perryはソロ活動を始めます。最後のアルバムというには良く出来ており、まだまだこの路線で進んでも問題なかったと思いますが、バンドの創始者Neal Schonの立場がなくなっているので、ここは解散という答えになったのだと思います。デジリバがたっぷりなので、やはりありがたみは感じませんが、内容的には上り調子の時に解散という、もったいない結果となりました。