2011年、今年発売されたばかりの、現在での最新盤です。前作から参加したフィリピン人ボーカリストArnel Pinedaの可能性を広げる事に成功した作品であり、
音楽 的には変わっていないですが、80年代のころのようにデジリバかけまくりは控えめになっており、その分、バンドとしてのソリッド感がしっかり伝わってくるものになっています。早くからこうしていれば普通のロックファンも聴けると思うのですが、彼らの悲しい性です。
1. City Of Hope
2. Edge Of The Moment
3. Chain Of Love
4. Tantra
5. Anything Is Possible
6. Resonate
7. She's a Mystery
8. Human Feel
9. Ritual
10. Too Whome It May Concern
11. Someone
12. Venus
ほとんどの曲を創っているのは Neal SchonとJonathan Cain の二人であり、Neal Schonのギターにゆだねられている曲が多くなっていると思います。ギターバリエーションも昔に比べると増えており、ギターアレンジも工夫しているのが見て取れます。これまでのようなワンパターンなところも残っていますが、今回の工夫は、やっとロックギタリストとして目覚めたと思えます。これまでのプレイが単純過ぎていたので、余計感心出来ます。
曲調もメロディアスなボーカルであっても、演奏はソリッドでハードに徹しているので、80年代の重りは外したみたいです。これでこそ新生ジャーニーと言えるでしょう。他のメンバーは年老いていますが、若いボーカリストが参加した事にいよって、バンドは活性化されています。ジャーニーらしさは失わずに進化出来ていると思います。今後が楽しみなりますが、私はさほど興味がありません。ジャーニーは私の琴線に触れないのです。でもバンドとしてはいい状態にあるのが分かります。
City Of Hope
VIDEO Edge Of The Moment
VIDEO Chain Of Love
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