2002年、またしても前作から8年後に出されたアルバムです。メンバーも大幅にチェンジしており、ボーカリストとしてBrad DelpとFran Cosmoの他に女性のボーカルとギターのKimberley Dahme が加入しています。彼らはヒップホップ文化を通過してきた若者なので、ボストンに始めてヒップホップ以降の
音楽 性が加わっています。又、彼らは作曲もするので、これまでのボストンサウンドとは違っているので、とても違和感があります。
1. I Had A Good Time
2. Stare Out Your Window
3. Corporate America
4. With You
5. Someone
6. Turn It Off
7. Cryin'
8. Didn't Mean To Fall In Love
9. You Gave Up On Love
10. Livin' For You
オルタナ以降のアメリカのシンガーソングライター的な歌い方は、全くボストンになっていません。バックの演奏はボストンらしさはありますが、オルタナを意識したTom Scholzは感心しません。それでも70年代的なギターサウンドもあり、やっぱりボストンなんだと思えますが、新しくなったボストンではシングルヒットも望めず、これまでで一番売れなかったアルバムとなりました。新しい感性を取り入れているのに、売れないというバンド名の大きさを感じさせます。おそらく、この時代でも昔ながらのサウンドなら売れていたのでしょう。
ですから、このアルバムが出てから8年以上経っているのにまだ新作が出ていません。来年出る予定みたいですが、このアルバムでの失敗を反省していれば期待が持てると思います。まず歌唱力のないボーカリストばかり揃えても、ボストンの壮大な
音楽 には合いません。コーラスの時だけボストンらしさはありますが、時代に合わせていても、そのチョイスが間違っていると思います。ここまで違う感じになっていれば、ボストンは名乗らない方が良いと思います。
I Had A Good Time
VIDEO Stare Out Your Window
VIDEO Corporate America
VIDEO
With You
VIDEO Someone
VIDEO Turn It Off
VIDEO Cryin'
VIDEO Didn't Mean To Fall In Love
VIDEO You Gave Up On Love
VIDEO Livin' for You
VIDEO
スポンサーサイト