2007年の作品で、全曲ボブディランのカバーになっています。ブライアンフェリーはディランの曲をゴスペル調にして歌うのを得意としてきましたが、ここでは原曲のイメージを損なわない程度にサザンロックしています。それでもフェリーの歌い方は独特で、独特なディランの歌い方を自分なりに解釈して歌っています。ディランはグラムロックにも影響を与えていた事が伺えます。
1. Just Like Tom Thumb's Blues
2. Simple Twist Of Fate
3. Make You Feel My Love
4. The Times They Are A-Changin'
5. All I Really Want To Do
6. Knockin' On Heaven's Door
7. Positively 4th Street
8. If Not For You
9. Baby, Let Me Follow You Down
10. Gates Of Eden
11. All Along The Watchtower
ロック界で一番の影響力を持っていたのはビートルズだと思いますが、それ以上に影響力を持っていたのがボブディランです。彼のトーキングスタイルによる字余りな歌い方は、ジョンレノン、ジョージハリソンやミックジャガーにも影響を与えており、ボブディランが出てくる前と、後では、彼らの歌い方は明らかに変化しています。そしてそれが更にしかしていき、知らない間にディランのDNAはロック界に蔓延している事に気づきます。ボウイもそうですし、ブライアンフェリーも昔からディランの曲をカバーしています。
カバー曲集ですが、バックメンバーはいつものようにChris Spedding、Robin Trower、Andy Newmark、そして今回もイーノが参加しています。プロデューサーはRhett Daviesです。このメンバー達で出来る演奏を楽しんでいる感じで、あまりかけ離れたアレンジはありません。サザン
フォーク ロックというスタイルでしょうか。実に大人な演奏になっています。ディランは独特のイントネーションを歌い方にも演奏にも出してきますが、普通に演奏すれば、これだけ美しい
音楽 なのだという事が分かります。
Just Like Tom Thumb's Blues
VIDEO Simple Twist Of Fate
VIDEO Make You Feel My Love
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The Times They Are A-Changin'
VIDEO All I Really Want To Do
VIDEO Knockin' On Heaven's Door
VIDEO Positively 4th Street
VIDEO If Not For You
VIDEO Gates Of Eden
VIDEO All Along The Watchtower
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