シンリジーには代役として参加していただけなので、ソロ活動に入るのですが、レコード会社の移行でバンドを結成、80年にこのG-Forceを結成しました。メンバーはギターボーカルのGary Moore、ベースのTony Newton、ドラムのMark Nauseef 、キーボード、ボーカルのWillie Deeの四人組です。ゲイリーのバンドという事で注目はされましたが、レコードの配給がうまくいかず、このアルバム1枚で解散になっています。
1. YOU
2. WHITE KNUCKELS/ROCKIN' AND ROLLIN'
3. SHE'S GOT YOU
4. I LOOK AT YOU
5. BECAUSE OF YOUR LOVE
6. YOU KISSED ME SWEETLY
7. HOT GOSSIP
8. THE WOMAN'S IN LOVE
9. DANCIN
アメリカを意識したハードポップロックですが、ゲイリーは容赦なく凄まじいギターを演奏しまくっています。フュージョンでは成功しましたが、ハードロックで成功した事が無かったゲイリーに取ってはどうしてもハードロックでの成功をしたいという思いが強く、このバンドで何とか雪辱を晴らしたいところでしたが、うまくいきませんでした。
メロディアスな曲はフュージョン時代にも歌っていたので得意分野なので、いい感じの曲に仕上がっています。ゲイリーにとっては当時のギターヒーローであるヴァンへイレンを目の敵にしていて、ヴァンへイレンには負けられないという気持ちが強く、ヴァンへイレンに負けないようなギタープレイになっていると思います。しかし、ゲイリーの方がギターテクニックは上だとコロシアムII時代には証明されているのですが、彼はどうしてもハードロックの土俵で勝負がしたかったみたいです。
WHITE KNUCKELS/ROCKIN' AND ROLLIN'
VIDEO SHE'S GOT YOU
VIDEO I LOOK AT YOU
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