1. Next To You 2. So Lonely 3. Roxanne 4. Hole In My Life 5. Peanuts 6. Can't Stand Losing You 7. Truth Hits Everybody 8. Born In The 50's 9. Be My Girl - Sally 10. Masoko Tanga
パンクをかたった形で売れた為に、ポールウェラーなどからは総スカンされています。特にパンクらしい主張も持たないのに、形だけいただいて売れたのが気に入らないのでしょう。私もパンクというにはいかがわしい感じがしていたので好きにはなれませんでした。しかし、なぜ彼らが売れたのかというと、曲が良かったのです。オールウェイヴの人はニューウェイヴな人よりも良い曲を書けるのです。このファーストアルバムは一番パンクっぽい作品ですが、私の好きな曲が多く含まれています。So Lonely、Can't Stand Losing Youなど、ポリスは嫌いでも曲は好きでした。
シングルカットされたのはCan't Stand Losing You、Roxanne、So Lonelyで、全て大ヒットしてます。特にマイナー調のレゲエ曲Roxanneは彼らの代表曲となるくらい大ヒットしました。どうみてもパンクバンドとは言えないので、ニューウェイヴとして語られますが、ニューウェイヴファン層に受けるような曲を創れるオールドウェーヴバンドというのが私の見解です。それだけ器用であり、才能もあったのです。ただ売れなかったので、売れる為に手段を選ばなかったのです。ですからスリーピースながら演奏はプログレッシヴなくらいによくアレンジされています。この後ヒット街道をばく進しますが、このファーストが一番ラフでシンプルで、一番カッコいいです。名盤ですね。何といっても曲が良いのです。