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[20120123] |  | |
今年の初場所は誰も予想していなかった把瑠都が初優勝を決めました。元々は体格に恵まれていて、一番横綱に近い力士なのですが、精神面が弱いので、勝ち急いで取り口が雑になりがちでした。今場所も相撲内容は決して良くありませんでしたが、運が味方していました。いつも取りこぼしが多かったのに、今場所は取りこぼしが無く、唯一白鵬には勝てませんでしたが、何とか昨日まで無敗でこれたのも運だけでしょう。それと前に出る積極的な取り口が良かったと思います。しっかり内容のある相撲を取れば曙くらい強くなれる力士なので、来場所は精神面だけが心配です。しっかり勝てる相撲が取れるように練習十分で綱取りに挑戦して欲しいと思います。
上位力士の成績 白鵬 12勝3敗 把瑠都 14勝1敗 優勝 琴奨菊 8勝7敗 琴欧洲 10勝5敗 日馬富士 11勝4敗 稀勢の里 11勝4敗 鶴竜 10勝5敗 豊ノ島 5勝10敗 雅山 3勝12敗 若荒雄 5勝10敗
白鵬は最初からあまり調子がいいとは言えませんでした。横綱相撲がほとんどありませんでした。何とか勢いで勝っていたと思います。最初に土を付けた鶴竜の相撲が素晴らしかった。相手に十分にさせないで、常に先手、先手で寄り切っていった相撲こそが横綱相撲であり、あれを毎回できたら上に行けたでしょうが、10勝止まりでした。来場所は大関取りとなりますが、かなりいい成績でないと難しいと思います。
琴奨菊は何とか千秋楽に勝ち越したというぎりぎりの内容でした。立ち合いがうまくいかなかった事が多かったと思います。稀勢の里は妥当な成績でしょう。おそらくずっとこの成績が続くと思います。来場所は下位力士が負け越して、十両から入れ替えになると思いますので、来場所も楽しみです。
白鵬 vs 把瑠都
稀勢の里 vs 琴欧洲
琴奨菊 vs 日馬富士
鶴竜 vs 妙義龍 白鵬 十一日目 鶴竜
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