99年に再結成をした時のアルバムです。Boy Georgeはソロとして頑張ろうとしていましたが、あまりかんばしくなく、ついにCulture Clubを再結成させます。当時は話題にはなりました、
音楽 的にもいい出来ですが、昔のようなヒットには繋がらず、この1枚だけの再結成となりました。意外にもCDサイズで創られたアルバムはこのアルバムだけになっています。昔はまだビニール盤サイズの収録曲でした。ですから曲数の多さにびっくりしてしまいます。
1. I Just Wann Be Loved
2. Sign Language
3. Your Kisses Are Charity
4. Strange Voodoo
5. Confidence Trick
6. Cold Shoulder
7. Mirror
8. Weep For The Child
9. Truth Behind Her Smile
10. Starman
11. Maybe I'm A Fool
12. Black Comedy
13. See Thru
14. Fat Cat
15. Less Than Perfect
オネエ系も若い頃は良くても年を取ってくればおっさんになるだけなので、流石のBoy Georgeも、どこから見ても男にしか見えません。曲は往年のように良い曲を創るセンスは晩つぐんであり、素晴らしい内容ですが、Boy Georgeの声はかすれていますし、声も男になっています。それでも曲が良いので許せます。オーケストラも大胆に取り入れたりと、
音楽 的にはかなり凝った作品になっています。アシッドなブレイクビーツなど、さすがにBoy Georgeはクラブで流行っている最先端な音を表現しています。
流行へのアンテナ、作曲のセンスは他に類を見ないくらいずば抜けていて、これまでの作品はどれも駄作がありません。そのため、このバンド名では、ここまでにした方が懸命でもあったでしょうが、それにしても、スキャンダルの為に、いい環境で仕事ができない状態は、この才能をつぶす事になるので、もったいないと思います。おっさんになったBoy Georgeは、あまり見たくありませんが、現時点でどんな
音楽 を創りだすのか興味があります。David BowieのStarmanをカバーする辺り、あの時代の人なんだなと言うのがよく分かります。CDサイズで曲数は多いですが、少しもたるむ事無く良い曲ばかり揃っています。これで声が全盛時代と同じなら名盤としたいところです。最高の
ソウル アルバムです。
I Just Wann Be Loved
VIDEO Sign Language
VIDEO Your Kisses Are Charity
VIDEO