1. Fear Of The World 2. Be Near Me 3. Ocean Blue 4. 15 Storey Halo 5. A To Z 6. How To Be A Millionaire 7. Tower Of London 8. So Hip It Hurts 9. Between You And Me 10. How To Be A Trillionaire (Harajuku Mix) (Fry-White) (Bonus Track) 11. What's Your Destination? (Bonus Track) 12. Vanity Kills (US Remix) (Bonus Track) 13. Vanity Kills (Abigail's Party mix) (Bonus Track) 14. Ocean Blue (Single Mix) (Bonus Track) 15. Judy's Jewels (Bonus Track) 16. Fear Of The World (In Cinemascope) (Bonus Track) 17. Tower Of London (Instrumental) (Bonus Track)
Be Near MeやVanity Killsのようなシングルヒットを出して、やっとデビュー当時みたいに売れました。サンプラー使いまくり、トレヴァーホーンがやっていた頃に逆戻りです。やはりこの時代はこんな音でなければ売れないと判断したのでしょう。さすがにファースとアルバムのような統一感はありませんが、ファンが求めていた感じに戻りました。曲は良い曲を創れるので、後は飾り付けだけです。メンバーがいなくなった事もあって、サンプラーに頼りまくりなので、どうしてもこんな感じになってしまいます。
P.P. Arnold などのバックボーカルもつけてモータウンな感じが蘇っています。アレンジはいかにも80年代なきらびやかなサウンドです。ギミックな感じも大事な要素だと言う事で、オーバープロデュースだったファーストアルバムのサウンドを開き直って自分達の音楽だと肯定出来たようです。それこそがファンが求めていたサウンドだったので、すべからくヒットチャートに戻ってきました。ここはフランキーとは違うところですが、ファッション的にはニューロマンティックとは言いがたいですが、ビジュアル系と言う意味ではニューロマンティックなのでしょう。