1. Hot Night In A Cold Town 2. Ain't Even Done With The Night 3. Don't Misunderstand Me 4. This Time 5. Make Me Feel 6. To M.G. (Wherever She May Be) 7. Tonight 8. Cry Baby 9. Wild Angel 10. Peppermint Twist 11. Cheap Shot 12. Latest Game (Bonus Track)
This Time、Ain't Even Done with the Nightがシングルヒットして、アルバムもアメリカでは売れています。この勢いで次回作でブレイクするのですが、次回作と今作では大きな違いがあります。本来の自分のスタイルを曲げて売れようとしている本作と、自分らしさをあらわにした事によってブレイクした次回作では大きな差があります。ですから、ブレイクする前の最後の作品と言う事になります。
Steve Cropperがプロデュースしていますが、ギターよりもピアノが目立っています。これもスプリングスティーンを意識しての事でしょう。この作品まではB級感が強いのも、その無理をしている感じがあるからだと思います。それでも能天気なアメリカの聴衆を引きつけるだけの内容だったようです。ここで力をつけた彼は、よりオリジナリティーに溢れるアメリカンロックを生み出していく事になります。ここまでは本当に序章でしあかりません。