2007年の作品です。これまでは1年に1枚はアルバムをリリースしていた多作型のメレンキャンプしてたが、このアルバムを出すまでにはインターバルが長かったです。しかも前作はブルースのカバー集だったので、オリジナルアルバムとしてはCuttin' Headsから数えると6年ぶりとなります。それだけ時間をかけただけあって、久々に全盛期のような力強い作品に仕上がっています。売り上げも全盛期並みにヒットしました。
1. Someday
2. Ghost Towns Along The Highway
3. The Americans
4. Forgiveness
5. Freedom's Road
6. Jim Crow
7. Our Country
8. Rural Route
9. My Aeroplane
10. Heaven Is A Lonely Place
サウンドとしてはアニマルズのような60年代後半のモッズサウンドに近いかもしれません。黒人
音楽 をカバーした白人バンドを再構築したような、どこか懐かしい雰囲気が心地良いSomeday。Jim CrowではJoan Baezとデュエットしています。Joan Baezgあまだ現役と言うのも驚きですが、この組み合わせも意外です。シングルカットされたOur CountryとThe Americansはそこそこのヒットでしたが、アルバムとしては久々に大ヒットとなりました。
ミディアムテンポが多いですが、ロック色が強く打ち出されていて、アレンジも若々しいです。全体的にはやはり、フラワームーヴメント盛んな60年代後半のポップスに雰囲気が似ています。おそらく、そこが今回のテーマになっていると思います。ビートニクス世代と言うか、フォークロックな感じです。そうなるとタイトルのFreedom's Roadと言う言葉もうなずけます。あの頃が懐かしい人にはたまらない作品だと思います。名盤です。
Someday
VIDEO Ghost Towns Along The Highway
VIDEO The Americans
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