1. Stars In Her Eyes 2. In Every Place 3. My Heavy Head 4. The Chelsea Sky 5. Just Like Sorrow 6. Closer 7. The Goodbye Man 8. Reach Out For The Sun 9. Today 10. I Don't Really Know You 11. Dear Miss Finland 12. The Man You Used To Be 13. 3 Colours 14. The Brightest Pearl 15. A Beautiful Place
それを受けてニックヘイワードなど、ストレートにビートルズの真似をする事を避けていた世代のミュージシャンも、躊躇する事なくビートルズ万歳みたいな曲を素直に書ける日が来たのです。そうなってしまっては、誰も止められないくらいに曲のアイデアが溢れかえり、これまで以上に精力的に作品を出すようになっています。世代による緩和というのでしょうか、これまでは暗黙了解として避けていたビートルズ臭さが、消す必要が無くなれば、いくらでもいい曲が創れるようになったのです。聴く方も、気持ちよければ良い訳ですから、歯止めが無くなれば素直に楽しめるのです。ちなみにブレイクビーツしているのはStars In Her Eyesだけですが、この印象が強すぎる作品でもあります。素晴らしい名盤です。
この後は2001年にGreg Ellisと共作でOpen Sesame Seedという絵本と音楽が一緒になった作品を出し、2006年にはIndia Dupreと共作でThe Mermaid and the Lighthouse Keeper と言う作品を出していますが、日本ではリリースされていません。まだ現役のミュージシャンですので、再びメジャー級のヒット作を出して欲しいと思います。