少し紹介が遅れましたが、85年にデビューしたJesus and Mary Chainは、後に興るオルタナの一種、ノイズギターをバックにポップな旋律を歌うシューゲイザーの元祖となるバンドです。全てはこのバンドから始まったと言っても良いでしょう。特にこのファーストアルバムは教則本のような存在であって、そのデビューは衝撃的なものでした。それまでは相容れなかったギターノイズとブリットポップなまでの甘い旋律の共存という、後のマッドチェスターやブリットポップも、このバンドがあってこそなのです。
1. Cut Dead 2. In A Hole 3. Taste Of Cindy 4. Some Candy Talking 5. Never Understand 6. Inside Me 7. Sowing Seeds 8. My Little Underground 9. You Trip Me Up 10. Something's Wrong 11. It's So Hard 12. Just Like Honey 13. The Living End 14. Taste The Floor 15. The Hardest Walk