98年の作品で、サポートメンバーのジョナサン・メルビンが薬物中毒により死亡、同室で同じくドラッグを摂取していたドラムのJimmy Chamberlinが逮捕された事により、バンドは彼を解雇してしまいます。ドラマーがいない状態で制作されたのがこのアルバムです。ですから、スマパンミーツブレイクビーツみたいな内容になっています。ゲストドラマーは参加しているものの、サンプリングによる打ち込みドラムでハウス的なアレンジになっています。
1. To Sheila
2. Ava Adore
3. Perfect
4. Daphne Descends
5. Once Upon A Time
6. Tear
7. Crestfallen
8. Appels + Oranjes
9. Pug
10. The Tale Of Dusty And Pistol Pete
11. Annie-Dog
12. Shame
13. Behold! The Night Mare
14. For Martha
15. Blank Page
16. 17
ドラマーがいないと言うだけで、これまでのようなバンドのダイナミズムをあえて追求せず、ファーストの頃のようなサイケな雰囲気を持った曲が多くなっています。テクノなアレンジと
サイケデリック という、マッドチェスターな内容になって、増々イギリス的なサウンドになっています。それでもこれまでの獲得してきた人気は絶大で、Ava Adore、Perfectとシングルヒットを出し、アルバムもこれまでよりは売れていませんが、ヒットしています。しかし、評価は良くありません。でも初期の頃の感じが好きな人なら好きになれると思います。
全体的にダークでけだるい感じになっています。それはこのバンドの持ち味でもあるのですが、売れていた頃のサウンドとは雰囲気が変わっているので、評価が分かれると事ですが、このバンドには合っているサウンドだと思います。スキンヘッドにしたBilly Corganも不気味ですが、彼の歌も併せて、このけだるい感じにはしっくりきます。レディオヘッドもサウンド構築に四苦八苦していた時期でしたし、こういうアルバムがあっても良かった思っています。これはこれで良く出来ています。これも名盤ですね、
To Sheila
VIDEO Ava Adore
VIDEO Perfect
VIDEO
Daphne Descends
VIDEO Once Upon A Time
VIDEO Tear
VIDEO Crestfallen
VIDEO Appels + Oranjes
VIDEO Pug
VIDEO The Tale Of Dusty And Pistol Pete
VIDEO Annie-Dog
VIDEO Shame
VIDEO Behold! The Night Mare
VIDEO For Martha
VIDEO Blank Page
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