95年の作品で、バンド名をタイトルにもってきており、自信にあふれた作品になっています。プロデューサーは前作に引き続きSteve Hillageに依頼しておりましたが、内容が気に入らず、バンド自身でミックスし直しています。その為か、バンドサウンドが豊かな素晴らしい内容になっています。前作に引き続き、ダンサブルな感じですが、ソウルミュージック的なノリとハウス的なノリをいい感じでミックスしています。
1. Nine Acre Court
2. Feeling Holy
3. Just Lookin'
4. Crashin' In
5. Bullet Comes
6. Here Comes A Soul Saver
7. Just When You're Thinkin' Things Over
8. Tell Everyone
9. Toothache
10. No Fiction
11. See It Through
12. Thank You
オープニングのNine Acre Courtはゴスペルなコーラスの曲で、歌詞がない曲として始まると言う劇的な予感を感じさせる始まり方になっています。時代的にはブリットポップの時代に入り、元々ブリットポップな歌が特徴だっただけに、ブリットポップブームにも乗っかるようになります。二つ目のブームに乗っかる事によって、更に売れていきます。ギターとオルガンのバランスも良くなり、ものすごくカッコいい曲になっています。オルガンジャズといえばアシッドジャズの元になっていますが、アシッドジャズとしても聴けるような当時の流行の固まりのような作品です。
エレピやクラヴィネットなど、オルガン以外の鍵盤も活躍していますが、このバンドの要はオルガンです。シンセが主流の時代にオルガンなどのアナログな鍵盤の格好良さが炸裂していますし、この時代には新鮮に聴こえます。ダンサブルなのに、コード進行はブリットポップ、それなのに16ビートという90年代ならではのブリットポップらしい作品です。ポップだけどアグレッシブと言う点ではブラーに負けていません。素晴らしい名盤です。
Charlatans Nine Acre Court
VIDEO Feeling Holy
VIDEO Just Lookin'
VIDEO
Crashin' In
VIDEO Bullet Comes
VIDEO Here Comes A Soul Saver
VIDEO Just When You're Thinkin' Things Over
VIDEO Tell Everyone
VIDEO Toothache
VIDEO No Fiction
VIDEO See It Through
VIDEO Thank You
VIDEO
スポンサーサイト